当社団が引き受けた山林において、樹木が道路に越境している箇所や枝の落下の痕跡が確認されたため、伐採を実施いたしました。
非常に大きな枝が落下しており、このままでは通行人や車両に危険が及ぶ恐れがあります。
伐採業者に依頼し現地を調査していただいたところ、樹木が腐り枯れていることが判明しました。これは現在流行している「ナラ枯れ」という現象です。このままでは枝だけでなく、大きな木自体が倒れる危険性があったため、速やかに伐採を依頼いたしました。
無事に伐採が完了いたしました。
費用は約9万円でした。やはり背の高い木になりますと費用が高くなりますね。
今回は切り倒した樹木をその場に置いたままにしていますが、これを運搬する場合、約15万円の費用がかかります。
万が一、樹木の落下や倒木によって事故が発生した場合、物損事故であれば数百万円、人身事故となると数千万円の賠償金が裁判所から請求された事例が実際にございます。
伐採費用は高額ですが、このような危険を防ぐために、山林所有者は常に最新の注意を払い、適切な管理を心がけましょう。